清水鋼鐵株式会社 宇都宮製作所様は、FREE鍛造・型込鍛造・機械加工の技術を駆使して、舶用部品・重電機部品・産業機械部品・製鉄設備部品などの鍛造品を作る事業所です。
企業全体としては、浦安では鋼材流通・鉄スクラップの取り扱い、苫小牧製鋼所では製鋼・圧延による鉄筋棒鋼を製造しており、「鉄のことなら何でもお任せください」を掲げ、「製品を造るのではなく、商品を創る」をモットーに、お客様のニーズにこたえ、鉄と共にみどりの地球と明るい未来を創造する会社です。

システムへいったん入力したデータの修正が大変だったことで作業効率が上がらず、システムの使用を最低限にとどめ、Excelとの二重管理が主流となっていました。
そのため、似たようなタイトルのExcelが大量に存在している事態となっていました。
また、月次処理に膨大な時間がかかり、その間の伝票の入力もすることができませんでした。

今までの不便だった点は概ね解消されたと思います。
例えばこれまではいくつものEXCELで同様の情報を入力していたのが解消され、月次締め作業に掛かる作業も短縮され
、作業時間は改修前と比べて約92％減となりました。

今まで個人で保有していたデータをシステムへ登録できるようになったため、1つの画面で全員がデータを共有できるようになりました。
今までのExcelの資料が完全になくなったわけではありませんが、Excelが中心だった運用からシステムに運用が変わりました。
今のシステムは、事務所での製造進捗・原価管理・販売管理・材料在庫管理ですが、今後は現場の作業指示や作業記録を連動させられるよう、さらなる機能強化に向け打合せを進めています。
将来は、設備へのセンサー搭載などIoT化を推進し、その稼働時間をシステムに連動させたいと思っています。

以前、苫小牧製鋼所での別のシステム構築を依頼した際、提案・品質・納期に問題が無かったこと、
また、プロジェクト開始において、苫小牧製鋼所にいる社内システム担当が業務・システムの実態把握を行う予定でしたが、スケジュールが合わず、その代わりとして「数か月現地に常駐」という条件をクリアできることでITECを選定しました。
（実際の業務を把握するため、宇都宮製作所に三か月常駐）

お客様からのご依頼により、現地常駐で現状分析・要件確認を実施させて頂きました。お客様からの積極的なご支援もあり、細部まで要件を掘り下げる事が出来ました。この経験を活かし、その後の開発・導入まで担当して終始一貫したサポートが出来たと感じています。ありがとうございました。
弊社ではお客様のニーズに沿った柔軟なサポート体制が可能です。今後もお客様の立場に立ち、弊社経験も活かした多様なシステムのご提案が出来る様努めて参ります。